情報工学科 応用化学科 電気電子工学科 機械システム工学科

工学部について

 宇都宮大学工学部は1964年に設置され,その後,幾多の拡充・改組を経て,現在は,機械システム工学科,電気電子工学科,応用化学科,建設学科,情報工学科の5学科と,ものづくり創成工学センターから構成されています。工学部は,その目的を「幅広い視野を持ち,積極的にものづくりを志し,広く自然環境と人間社会の調和発展に貢献しうる人材を養成すること」と定めています。また,大学院工学研究科博士前期課程は, 1973年に修士課程が設置されたのがその端緒で,その後,1997年のエネルギー環境科学専攻の設置、2003年の情報制御システム科学専攻の設置を経て,2008年の重点化による改組とともに,機械知能工学専攻,電気電子システム工学専攻,物質環境化学専攻,地球環境デザイン学専攻,情報システム科学専攻,学際先端システム学専攻の6専攻に改組されました。その目的は,「工学についての幅広い視野と実システムへの応用力をもち,自主性と創造的能力を発揮できる人材を養成すること」と定めています。一方,博士後期課程は1992年に2専攻が設置され,その後,段階的に拡充が進んだ後,2008年の大学院重点化とともに,システム創成工学専攻に統合されました。後期課程の目的は,「新分野に対応できる創造的能力と幅広い工学的知識を身につけ,社会の要請する工学的諸課題を自ら解決できる自立した人材を養成すること」と定められております。

  宇都宮大学工学部・工学研究科のある陽東キャンパスは,JR宇都宮駅の東,約2.7 kmに位置します。日光連山を見渡せるキャンパスは,桜をはじめとする多くの樹々が生い茂り,広々とした芝生が広がる恵まれた環境にありますが,大型商業施設と隣接するという利便性も併せ持っています。この陽東キャンパスには,オプティクス教育研究センター,地域共生研究開発センター,知的財産センター,総合メディア基盤センター,附属図書館分館も設置されており,工学部・工学研究科と緊密な連携をとりながら教育・研究・地域連携活動を進めています。
 工学部・工学研究科は,その目的に掲げられているとおり,創造的なものづくりと実社会への応用に重点を置いて,教育・研究を進めています。自らの手で新しいものを作り出したいと思う高校生・大学生の皆さん,また,自らの知識・技術を博士後期課程で大きく発展させたいと考えておられる大学院生や社会人の皆さんが入学して来られることを期待しております。また,地域をはじめとして,全国の企業・公共団体の皆様が,私どもの研究に興味を持たれ,研究について気軽にお問い合わせいただけることをお待ちしております。